夏の大会、3年生最後の大会となる。
昨日その予選、新作で挑む。人前ではじめて踊り、その作品を評価され、審査される。そしてその結果が発表される。
そのような意味合いではかなり、いろんな意味で根性を入れて生徒ともども大会に臨まなければならん。
こたえは誰も知らない。この作品が客観的に評価されるのか。
それにしても、作品作りは毎年困難を極める。というか、原理的に年々その困難度は高まる。2年前より、そして去年より今年のほうがよいものにならんとあかんな、と。
これまでの一条を上回る作品を今の一条が作り上げねばならない、と。
簡単ではない。
そうこうしている間に月日はとくとくとくと流れ、気が付けば最後の大会のその予選の朝を迎えている。それが昨日の朝。そして昨日の昼があり、昨日の夕刻になる。
今年の作品、一条らしい一条にしかない一条独特の、自由でお洒落でカッコイイ作品であるな、と顧問バカではありつつもそう思います。
だがしかし、それがいつのまにか独善に陥っていないか。外界に晒されたら色褪せてしまうことはないのか。などとあらゆる角度から点検せねばなりません。
精巧にできた度量衡でなんども計測しなければならん。
そして昨日の舞台、やりきった感はあります。ただまだまだ伸びしろはある。そのことを生徒ら自身も感じているのではないかと思う。
生徒ら、自分たちでほんまにここまでよう考えたな、と思う。普通無理やで、と素朴に思うけれど、
にもかかわらず、パシフィコへ向けてここからまたさらに作品の洗練度とダンスの完成度とチームの一体感を高めていかなければならない。
一条独自のPrincipleで突き進もう。負けるわけにはいかん。
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